コロナウイルスが気付かせてくれたワークライフバランスの充実

コロナ問題が気付かせてくれたワークライフバランス 働き方改革

コロナウイルスは世界各国で多くの死者を出すほど、全世界を震撼させていて、さらに人々が活動を自粛・制限しなければならず、各国の経済にも大きな悪影響を与えるほど、大変大きな問題を引き起こしています。

日本では2020年の2月、3月ぐらいからコロナウイルスの感染が拡大を始め、あっと言う間に日本全国に広がり、既に9ヵ月を過ぎた今でも、その感染の脅威が収まることがありません。

その過程で人々の行動様式も随分と変化をしてきたのではないでしょうか。

元々花粉症などでマスク慣れしている日本人でさえも、さすがに朝起きてから夜寝るまでマスクをしているのは大変な事でしたが、今ではファッション性や機能性の高いマスクがユニクロなどからも販売されるようになり、一日マスクをしていても苦にはならいような工夫もされてきているので、その対応の早さには感心させられるばかりです。

また、マスク以外でも、各個人が家で過ごす生活スタイルの変化や、リモートワークや在宅勤務の普及で引越しをして東京から離れて生活をするというような人も増え、会社も個人も変化を求められる一年になったのではないかと思います。

そこで、コロナウイルス自体は問題ではありますが、そのコロナが発生したことで実は良くなった・改善された企業文化や個人の生活などもあるという事について、良い影響と悪い影響を上げて考えてみたいと思います。

コロナウイルスが企業に与えた良い影響と悪い影響

コロナウイルスが企業に与えた良い影響

・リモートワーク導入、在宅勤務制度の導入

個人的にはこのリモートワークの導入が各企業で進んだ事は大きかったと思っています。

私が勤務している外資系の会社でも、人数規模は20名程度の小さな会社ではありますが、外部からでもサーバーにアクセス可能なノートパソコンが一人一台支給されているので特に高額なコストをかけることなく在宅勤務制度を導入し、3月から4月にかけては不公平感やコミュニケーションの欠落などの問題もありましたが、今では事務方を含めた社員全員が日替わりで在宅勤務を活用できるようになり、そのためにそれぞれの通勤時間やそれに関わるストレスの低減、さらに会社としては通勤費コストも下げられたので、社員にとっても会社にとっても良い効果が表れていると思います。

人事としてワークライフバランスの充実や働き方改革を常日頃から言い続けてきていたので、これは良いキカッケになりました。

・通勤ランシュの無駄が緩和された

これは特に都心に通うビジネスパーソン全ての人にとって良かった事なのではないでしょうか。

まーとにかく、電車の中にギュウギュウ詰めになって隣の人とベッタリくっついた状態で30分も1時間も電車に乗っているわけですから、朝のあのラッシュは最悪ですよね。

今は在宅勤務だけでなく時差通勤などの活用も増えたようなので、私にとっても嬉しい限りです。

私は会社へは片道1時間45分、往復で3時間かけて通勤していますが、電車に乗っている時間は片道だけでも賞味1時間15分、椅子に座りたいとまでは望んでいませんが、せめてつり革をもって本を読めるぐらいの余裕は欲しかったので、いまはそれが余裕なので、通勤電車の中でもビジネス書を落ち着いて読めるようになりました。

また、つり革を持つ場合でも皆さん隣の人とは間隔を空けて立っているので、スマホも隣の人の目を気にせず見られるので、とても良かったと思います。

コロナウイルス用のワクチンが開発されて経済が活発になって景気が戻ったとしても、あの朝の通勤ラッシュだけは戻りたくない・・・

・残業代目当てのサービス残業が減った

時短勤務だけでなく、景気低迷の影響で残業を抑えるようにアナウンスする会社も増えたと思いますが、そのせいで時間外手当目的に仕事をしていた人にとっては生活がかなり厳しくなってしまったのではないでしょうか。

その理由もあり、今は副業することが推奨されるような風潮になってきましたが、副業はお金だけでなく、普段の会社勤めの仕事からだけでは得られない知識が増えたり経験もできるので、副業にトライするのは大歓迎だと思います。

人事として制度設計も行っている立場から、私が勤める会社でも社長に副業解禁を進言したことがありますが、それは敢え無く却下を食らいました・・・

・無駄の削減、効率化を考えざるを得ない状況になった

在宅勤務などのリモートワークや時短勤務が推奨されるようになり、当然、業務のスリム化や見直しを考えざるを得ない状況に迫られる企業や組織が増えたと思いますが、「この仕事は今まで惰性でやっていたところもあるので、思いきって止めてしまおう」とか、「そもそもこのコピー、必要なの?」とか、「週に2回や3回、在宅勤務で仕事をした方がむしろ集中できて効率上がるじゃん」みたいな会話やディスカッションが繰り広げられた会社が多いのではないでしょうか。

当然、私が勤める会社も例に漏れず、効率化やペーパーレス化や無駄の排除を推進し始めましたが、今でもまだまだ改善点や無くせるものは沢山あるので、これから少しずつ組織全体で効率化への抜本的な取り組みを推し進めていきたいと思っています。

コロナウイルスが企業に与えた悪い影響

・職種によってリモートワークでも仕事が捗る、やっぱり出社の方が良い、の差が出来てしまった

私が勤める会社では、営業やマーケティングなどのクリエイティブ系の職種の人であれば、極端に言うと一週間毎日会社に来なくても仕事を回せていますが、経理や総務や人事などの事務方だとやはり、社外からの電話や郵便、まだまだ完全なペーパーレス化も進んでいないので、誰かが会社に出社しなければならないという状況があり、「職種柄仕様がない」と思える人は良いのですが、「なんで私達だけ出社してクリエイティブ系の人は毎日在宅でOKなの!?」と僻みや妬みを言う社員もいるので、そのあたりの不公平感の調整が大変に感じる事がありますね。

特に女性社員が・・・

でもこれも慣れの問題的なところもあるので、最近では事務方数人だけの出社の日もよくありますが、お互い助け合いの心でそれぞれが業務を進められるようにはなってきました。

しかし、上場していて経理部員が6人もいる会社でも半年間フルリモートで対応できているような会社もあるので、考え方を変えれば改善できる可能性は大いにあるので、少しずつ少しずつ社員の意識を変えていきながら、今後は、会社に居なくても外線を受け取れるリモート対応の電話システムや、業務の見直し&大胆なペーパーレス化など、更なる改善を推進していきたいと思っています。

・仕事上のコミュニケーションが取りづらくなった

最近、半年に一回行われている日本の人事部が主催しているHRカンファレンスを視聴しましたが、コミュニケーションの機会が減ったという話しは多くの登壇者がお話しされていました。

当社も例外では無いのですが、週に一回行われている全体ミーティングが唯一、社員同士が顔を合わせられる場所になってはいるので(それでもリモート参加の社員もいますが)、主要な社員はその後の時間で必要な会議や打ち合わせも行っているので、直接会って話せる機会は減ったものの、会議の質は高まったと思われます。

ただし、意外と必要な業務中の雑談は減ってしまったので、これはなんとか対策を講じて解決策を見いだしていかなければいけないなーと思っています。

コロナウイルスが個人の生活に与えた良い影響と悪い影響

コロナウイルスが個人の生活に与えた良い影響

・個人の時間や家族と過ごす時間の大切さ(在宅勤務、働き方が多様に)

私の個人的な感想になってしまいますが、朝は時差通勤で堂々と10時出社できるようになったので、朝の時間に余裕ができるようになり、朝4時から5時の間に起きてから瞑想・筋トレ・シャワー・トイレ掃除・洗面掃除・炊事・読書・ブログ更新をこなしてから家を出ても充分に会社に遅刻しないように行けるので、自己研鑽や自己啓発など朝活ができるようになり、個人の時間の過ごし方が充実してきました。

また、コロナ禍の影響で無理して仕事をするような事はせず、残業は月に5時間もやっていないので、家には夜の8時ぐらいまでに帰宅できるようになり、平日でも妻と二人での晩酌や家族との一家団欒の時間も楽しめるようになりました。

・共働きの家庭で家事分担が上手くできるようになった

社長でも部長でも一般社員でも、在宅勤務を活用すれば家に居る時間が長くなるので、朝から晩まで仕事一辺倒で過ごすのではなく、仕事の合間合間に炊事をしたり洗濯物を干したり取り込んだり、夕飯を作るなど、奥様任せになっていた家事を夫婦で分担できるようになり、夫婦の会話も増え奥様のストレスも減り、夫婦円満な家庭になった、と言う男性ビジネスマンの声を多く聴くようになりました。

私が勤める会社の社長も、以前は一週間殆ど出張していたなんて事もありましたが、今は平日でも家で過ごす時間が増え、奥様に代わって家事をできるようになり、コロナ禍での良い影響だったという話しをしていました。

・ラッシュアワーの超が付くような混雑が緩和された

先にも書きましたが、朝のあの超混雑した電車で通勤することが無くなったので、朝の疲れとストレスが減り、出社する場合でも出社後スグに仕事に集中できるようになったので、個人にとっても会社にとっても良かったのではないでしょうか。

・無駄な事をやらなくなり、無駄なモノを買わなくなった

不要不急の外出や出かけることも減り、無駄な事をすることも減り、無駄な買い物も減った、という声が多いと思います。

コロナウイルスが個人の生活に与えた悪い影響

・離婚が増加(元々既に離婚の可能性があったところに背中を押してもらった感じかも)

平日でも夫婦二人がずっと家で一緒に過ごすと言う家庭も増え、コロナ問題以前はあまり顔を合わさなかったことで逆に上手くいっていた冷めた家庭において、朝から意見がぶつかり合うような事が増え、夫婦喧嘩ばかりしているとご家庭もあるそうで、コロナ禍で離婚が増えたという事が皮肉っぽく言われるようになりましたね。

でもそれって考え方次第ですが、むしろ、問題が明るみに出て早く離婚に踏み切る事ができたので良かった、という声もあり、結果オーライという捉え方もできるかもしれません・・・

・孤独感やストレスを感じて心療内科に通う人が増えたというニュースがありました

私は一人で過ごす時間も大事にしているので、在宅勤務でも自分のタスクや目標をハッキリ決めて仕事を進めることができるので、そのような自己管理ができる人間にとっては在宅勤務は有難いシステムですが、自己管理ができない人にとってはとても大変なシステムかもしれないですね。

ちなみに最近、高3娘と高1娘と夕飯を食べながら「一人で出掛けるとかボッチになるのって大丈夫?」と聞いたら、二人とも土日にはよく一人で出掛けることもあり、「一人の方が楽」という事も話していたので、二人ともこれからのリモート時代でも問題なく対応していけそうだなと安心しました。

ワークライフバランスを見直す良いキッカケになった

コロナ禍以前は、社内では社長と私の二人だけでワークライフバランスの重要性を訴えていましたが、コロナウイルス問題を機に社員全員が自分自身のワークライフバランスを考えるようになったので、それもコロナのキッカケに変わった良い点だったと思います。

衛星意識の向上

日々のマスクの着用だけでなく、各個人が手洗いうがいなど消毒意識が高まり、元々日本人は衛星意識が高いと言われていますが、今まで以上に世界の模範にもなれるような衛星大国になったのではないでしょうか。

第三波でロックダウンを再開したイギリスやフランスなど、現地から情報発信しているユーチューバーさんの動画を観ましたが、感染者数が増える理由もわかるなーと思いました。

【フランス生活】ロックダウン再び、日本人との大きな違い「衛生観念」

【イギリス・第2目・ロックダウン】イギリスはまたロックダウンに入りますが、この頃の様子に驚きます‼️

確かに、市場でマスクしていない人も沢山いるし、生活習慣がそもそも全然違いますよね・・・

コロナ禍での悪い点と逆に良かった点などを考えるキッカケになった記事はこちら

最近、コロナウイルスに関連して色々なウェブサイトを拝見しましたが、以下の3つのサイトの記事は特に参考になりました。

コロナウイルスとの戦いで起きた”良い影響”

コロナウイルスで見えてきた、リモートワークのメリットと課題 | Geekly Media

オフィスで働く会社員の約8割がメリットを実感!コロナ禍で進んだ「テレワーク」のメリット、デメリットとは? | 人材派遣・人材紹介のマンパワーグループ

コメント

  1. […]  日本社会全体が早く、各個人や各企業での働き方を是正して、それこそ生き方さえも見直せるようになれば、各個人が自分の生活を重視しつつ仕事もしっかりこなしながら、各個人がワークライフバランスの整ったライフスタイルを送っていけるような社会になるのではないでしょうか。 […]

  2. […]  今日、3/28(土)の夕方18時ぐらいから 安倍首相によるコロナウイルス対策に関する緊急記者会見が行われ、我々日本国民に対する不要不急の外出の自粛の依頼を始め、緊急の経済対策についても、ご自身の言葉で丁寧に演説をされていました。 […]

  3. […] コロナウイルス感染問題が発生して以降、残業をすることが殆どなくなり、平日でも夜20時ぐらいには帰宅できるようになったので、夕飯時は必ず妻と一緒にビールを飲みながら晩酌をしていますが、高校生になる子供達が家に居る時は家族一緒にテーブルを囲んで一家団欒の時間も取れるようになり、家族と過ごす時間も充実するようになりました。 […]

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