0(ゼロ)ベース思考で無駄減らし

良書、オススメの本(good books)

 2018年1月22日、第196回通常国会が開会し、安倍晋三首相は「働き方改革」への強い決意を述べ、長時間労働の是正をはじめ「同一労働同一賃金」の実現などに取り組むと表明されました。

 でもその働き方改革、ただ単に時間外残業を減らすこと、無駄な仕事を減らして業務効率をアップすることなど、短絡的な言われ方をされてしまう事がありますが、実際に働き方改革に取り組んでそれを実現させた結果、利益が何倍にも伸びたという企業の事例も(株)ワークライフバランスさんのコンサルティング事例で報告されていたりするので、本来は経営者が真剣に戦略の一環として捉えても良いぐらいの取り組みだと言っても過言では無いと思います。

 私が勤めている会社でもワークライフバランスの調和や働き方改革など、総務人事の立場から提唱して取り組み始めたところではありますが、いきなり「さぁ、ワークライフバランスの充実のために、みんな今日から残業しないで定時でスグに上がってください」と言っても隠れ残業が増えるだけでワークライフバランスは余計乱れるだけ、それでは何の意味もないので、まずは小さなところから、優先順位をつけて取り組んで行こうと思っています。

 そこでまず今は、各個人・各部署でやっている業務の中で無駄な事は無いか、別にそれをやらなくても問題は無いだろう、という事を意識して見つけてもらうように依頼をしています。

 また会社全体としては、社内ワークフローの見直しと、やはりペーパーレス化ですね。特にペーパーレス化については、紙を無くすという観点からではなく、今ではクラウドベースで社内ワークフローを完結できたりするので、従来は紙ベースで回していた社内書類なんかも無くせるものは沢山あるはずですし、システム導入してしまえば意外とスグに解決できる問題・課題もあるのではないかという事で、例えばサイボウズのようなワークフロー系のアプリケーションであったり、働き方改革プラットフォームと言われるようなERPアプリケーションの選定も並行して始めています。

 そこで当社の合言葉として私が勝手に推奨しているのが、「ゼロベース思考」や「クリティカルシンキング」というものです。いきなりそのようなビジネス用語や経営用語を使ってしまうと、それだけでドン引きしてしまう人の割合の方がまだ多いので、スグにそのような言葉や考え方を使うことはできないのですが、全体会議や部署内会議の場だけでなく、昼食を食べながらとか、お酒を飲みながらとか、比較的フランクに話せるような場で少しずつ浸透させているところです。

 業務の無駄を無くすという場合、今までやっていた事を全く別のやり方に変えてみたり、あるいはそもそもそれ自体をやらなくしてしまうという事もあるわけですが、特にこの全く無くしてしまうという事がなかなかできないんですね。

 なので、そういう時こそ、いったんゼロベース思考に立って、「そもそもこの業務や処理は何のためにやっているのだろうか?」「これって本当に必要なの?」と自分自身に問いかけてみる必要があると伝えるようにしています。

 その自分自身への問いかけを常日頃から繰り返していれば、色々な業務、それこそ仕事だけでなく、個人の生活でも、色々なものや色々な事がシンプルに解決していくはずなんですね。

 かく言う私も、まだまだ無駄な事をやったり考えたりしてしまっているので、常にゼロベース思考で色々な物事に取り組んでいかなければならないと、日々自省している次第です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました