人生初めての転職は社会人一年目でした~20代の転職~

人生で初めての転職は社会人一年目でした

私が人生で初めて転職をしたのは1996年、26歳のとき、社会人になってから1年も経っていない時の事でした。

社会人一年目は税理士という資格取得を目指して会計事務所に就職したのですが、その会計事務所の所長さんが65歳から70歳近くの方だったと思いますが、先輩社員の方達とお昼を食べに行くと決まってその所長さんの悪口や愚痴ばかり、たまに社員同士で飲みに行ってもやっぱり最後は所長さんの愚痴ばかり(・・;

確かに私も、「所長さんは普通とは違う変なタイプの人だな~」とは思っていましたが、「いくら所長さんがアホな人でもそう毎日毎日悪口や愚痴を言ってばかりいるなら、皆さんサッサとこんな会計事務所は辞めるなり独立するなりすればいいのに」と思って私自身もストレスが溜まるようになり、税理士でもあり直属の上司だった方は仕事もできて人間性の素晴らしい方ではあったんですが、あまり長く勤めても自分の成長の場は無いと思い、入社後8ヵ月ぐらいで退職の意思をお伝えして辞める事になりました。

実はその時、同じようなタイミングでその直属の上司の方も退職と独立の話しを進めていたようで、私にも一緒にやらないかと有難いお誘いを受けましたが、独立したばかりの人についていって逆に迷惑をかけてしまうのも申し訳ないと思い、その有難いオファーはお断りして、その上司の方始め社員の皆様には別れを告げました。

辞めたのはいいですが、次の就職先が決まっていなかったので親や彼女(今の嫁)からは呆れられましたが・・・

ただ、転職とは言っても次の会社が決まっていたわけではなく、まずはその時勤めていた会社(会計事務所)を辞め、それから次の会社を探そうと思っての退職だったので、今考えるととんでもない無謀な行為でしたが、幸運なことに、大学時代にお世話になったゼミの教授から「人を探している会計事務所兼コンサルティング事務所があるからそちらで仕事をしてみないか」とちょうど良いタイミングで転職先を紹介してもらい、そちらの会計事務所兼コンサルティング事務所に就職することができました。

2度目に転職した会社は自分が成長する機会がある、ヤリガイのある職場でした

そこの会社では社長が凄いヤリ手の方で、会計事務所業務だけでなくいくつかの会社を運営してコンサルティング業務もやっていたので、私はそのコンサルティング業務のお手伝いもさせて頂き、経理指導や税金計算業務が中心の会計事務所だけではできない経験を沢山させてもらいました。

また、その会社の社長は礼節にとても厳しい方で、社会人として、ビジネスマンとしての基本を一から叩き直された事を今でもよく覚えています。何年か前に天国に旅立たれてしまったのでもうお会いすることはできませんが、思い出すたびに感謝の気持ちでいっぱいになります。

税理士を目指すよりも企業運営に興味を持つようになり、一般企業の中で経理業務をやるために29歳でまた転職を・・・

上記の会計事務所兼コンサルティング事務所では、社長と副社長の方が本当に何もできない私の事をよく面倒を見てくれたのですが(一度、スーツとネクタイを買って頂いたことも・・・)、一般企業への転職を熱望する私は日に日にその思いが強くなり、当時の社長・副社長には引き止められましたが、何度も頭を下げてその会社を辞めさせていただきました。

しかしまたこの時も、次の会社が決まっていたわけでは無かったので、辞めた時点から初めて次の会社探しをスタート、という感じでした。

29歳にして半年間、アルバイトをしながら会社探しをする毎日(・・;

退職後スグにハローワークに行ったり人材紹介会社に登録して新しい就職先を探し始めましたが、社会人になってから4年間の間に2回も会社を辞めているという事もあり、就職希望先に履歴書を送っても送っても、書類審査で落ちてばかりでとにかく面接に進むことができませんでした。

情けない事に、29歳になってもまだ実家住まいだったのが幸運で、親に頭を下げて飲食は助けてもらっていたので、パソコン入力(キーパンチ)のアルバイトをしながら生活をしていました。

この半年間は、家に引き籠るほどの事はありませんでしたが、自分に自信を持てず悶々と毎日を過ごしていたような気がします。

これもまた今よく考えると、当時付き合っていた今の嫁はよく私と別れずにいてくれたな~と、頭が下がる思いですね。

ハローワークと人材紹介会社に通い続けていたある日、ぜひ一度面接に来てください、との朗報が届きました。

私が29歳の時、1999年当時は、まだインターネットが今ほど普及していなかったので、転職支援サイトのエンジャパンやリクナビ、ビズリーチ、転職エージェントのマイナビエージェントやリクナビエージェント、JACリクルートメントなど、今では良く聞く転職関連サービスを提供する会社は殆どありませんでした。

また、今では第二新卒という言葉が当たり前に使われていますが、当時はまだ「就職して1年や2年で会社を辞めるなんてとんでもない」、と言われるような時代で、それから2~3年ぐらい経ってようやく、転職支援サイトや転職エージェント、人材紹介業を展開する企業が増えていったと思います。

なので、その時私がやっていた転職活動(就職活動)と言えば、ハローワークや首都圏沿線の駅沿いにある小規模な人材紹介会社に登録して、募集情報があればハローワークや人材紹介会社の窓口にお邪魔して企業からの募集情報や内容を聞き、良さそうであれば手書きの履歴書とパソコンで作った職務経歴書を募集企業に送って書類審査を受け、先方の面接官の目に留まれば初めて面接に行く、と言ったような紙ベースでのアナログな転職活動をしていました。

そのような努力の甲斐あってか、人材紹介会社から連絡が入り、会計事務所での月次締め処理業務の経験および給料計算などの労務業務の経験というところで注目され、面接の機会を作ってくれる会社があるという話しを頂きました。

そして、一般企業の経理総務部の人員の募集で断る理由は一つも無かったので、面接の機会を設けて頂き、直属の上司になる予定の経理総務部長の方とお会いして色々と話しをさせて頂き、見事、採用して頂けることになりました。

その会社は10人から15人規模の小さな会社で、売上を上げてくれる営業部と経理総務部の二つの部署しかありませんでした。なので、経理総務部と言っても業務は多岐にわたり、請求書の発行から日常の仕訳業務や月次締め処理、勤怠管理や給料計算や年末調整など労務業務など、いわゆるバックオフィス系の業務を網羅して経験できたので、会社の仕組みを理解するにはとても良い環境で様々な仕事を経験させて頂く事ができました。

この会社での経験が、後々の数々の転職に多いに役立つことになるのですが、会社の業務の根幹に関わるオペレーションの最初から最後までの流れを感覚的に把握することができたのは、今でも大きな財産になっています。

と、ここまでが私の20代での転職経験となります。

20代の転職歴の総括

で、私の場合の20代の転職がどういう感じだったかと言うと、社会人になった当初は税理士という資格を取得していつか独立しようなどと夢は持っていましたが、いざその税理士の皆さんが仕事をしている会計事務所で一緒に仕事をしてみると、20代前半の何もわかっていない若造のくせに、どうもこの仕事は自分には合わないなーと、税理士の資格に合格できない言い訳をするように一般企業の経理志望に考え方をシフトして行きました。

結果的にはそれで良かったので後悔はしていませんが、今振り返って考えると、社会人になる前に、あるいは社会人になってスグに自分が本当にやりたい事を見つけられていなかったので、そういう意味では自分は世の中に対して甘い考えを持っていたんだ、と反省もしました。

また、社会人になって4年間の間に2回も会社を辞めている私を採用してくれた当時の部長には改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。

本当にありがとうございました。

でもそう考えると、20代のうちから転職回数が多いにもかかわらず、なんとか転職先を見つけてきてこれたので、実は自分て凄く幸運な人生を送ってきているんだなー、とも思ったりしています。

30代の転職、の記事に続く・・・

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