早期退職、希望退職を迫られる前に転職活動をしてみては?

 今は利益を出している大企業でさえも財務体質を強くするために人件費を減らすような努力を欠かすことができない時代になってしまいましたが、例えば先日は構造改革を進めるファミリーマートが40歳以上の社員を対象に約800名の希望退職を募る記事がありましたし、かつては家電大手、半導体の東芝とまで言われた会社でさえも50代以上の社員を対象に早期退職を募るなど、まだまだ住宅ローンや子供の教育費などを稼ぐためにバリバリ働く必要があるような働き盛りの一家の大黒柱と言われる人達が厳しい状況に追い込まれるようになってしまいました。

 しかし、そのような希望退職早期退職に追い込まれるぐらいだったら、いっそのこと転職でもして、自分自身を生かせる会社で仕事をする方がよっぽど幸せな人生を送れるようになるのではないかと、私は思ってしまうのですが・・・

とりあえず職務経歴や希望条件を登録しておいて募集情報を待つという方法もあります

 今までの自分自身の業務経験や人生経験を整理して強みと弱みを整理しながら職務経歴書を作り、それを持ってビズリーチのような転職支援サービスやマイナビエージェントのような転職エージェントを活用して、自分の価値を評価してくれる会社を探してみるのも一つの方法だと思います。

 転職サイトや転職エージェントなどの転職支援サービスを利用する場合、人材探しをしている企業側には自分の名前を公開せず、とりあえず登録して希望職種や希望年収、職務経歴などを伝えておけば、あなたの希望条件を見て企業からスカウトメールが届いたり転職エージェントの担当から面接などの打診をしてくることもあるので、今すぐに勤務先を辞めて転職したいという希望がない場合でも、より良い条件の会社であれば転職を検討したい、あるいは将来のための転職情報探し・リスク回避策として、情報だけ登録しておくのもアリではないでしょうか。

 ちなみに私は今は人事の仕事もしていますが、ビズリーチの登録者にスカウトメールを送って当社から採用活動のアクションを起こしたこともありますし、外資系に強いJACリクルートメントから優秀な人材を紹介してもらい実際に採用につながったケースも沢山ありますので、そのようなサービスに登録しておくことはメリットはあってもデメリットやリスクは全くないと思います。

テレビCMでもお馴染みのビズリーチ

 また、私自身が社会人になってから正社員として6回、派遣経験も含めれば合計10社ほどで勤務経験を積んできていますが、20代で転職1回30代で転職2回、40代になってからも3社ほど転職をしてきているので、40代を過ぎてからの転職も決して無理なものではありませんので、 ぜひ新しい道に進んでみたい、自分にとってより良い会社を探してみたいという希望があるのであれば、諦めずに探してみてはいかがでしょうか。

業界最大級の老舗転職サイト、リクナビネクスト