リュウ博士こと八木龍平さん、大学で教鞭をとりながら、科学とスピリチュアルの視点を合わせた非常に面白い視点で、神社参拝の意味であったり、金運や開運、成功している人に共通する習慣の研究のような本をいくつも執筆されている方ですが、そのリュウ博士が書かれた『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』は読みやすくてわかりやすく、神社参拝とかスピリチュアル初心者の方でもとても面白い内容になっています。
この本を読んだだけでもそれ以外の著書も読んでみたいと思えるほど面白い内容だったので、他の著書も数冊、私個人のアマゾンの欲しいものリストに保存しておきました。
神社の話しだけではなく、スピリチュアル系の話しに興味がある初心者の方にもお勧め
そもそも八木龍平さんの本に興味を持ったキッカケはYouTubeでの羽賀ヒカルさんとの対談動画だったのですが、その中で箱根神社に行った際のエピソードなどが語られていて、日本における神社の歴史や役割などにも精通されているようだったので、リュウ先生の著書を一冊読んで勉強してみようと思い、今回は『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』を読んでみました。
実際に読んでみると、神社の話しだけでなくチャクラや次元上昇などについても非常に平易にわかりやすく書かれていて、スピリチュアル系の話しに興味をお持ちの初心者の方にもお勧めの本です。
※ちなみに私が観た羽賀ヒカルさんとの対談動画はコチラ
日本を動かした天下人は必ず神社に参拝している
・なぜ天皇家が世界でもっとも長続きしている王家なのか?
⇒その答えは簡単、神社をつくりお祭りしてきたからです。
・藤原氏で権力をにぎった藤原不比等は春日大社を崇敬
・白河上皇は熊野詣でを繰り返し
・平清盛は厳島神社を崇敬
・鎌倉幕府を開いた源頼朝は罪人として伊豆にいた頃に箱根神社と伊豆山神社に繰り返し参拝
※ちなみに、源頼朝が篤く崇敬していた鶴岡八幡宮は、私が妻と2人でよく参拝に行っている、鎌倉にある神社や寺社の内の一つです。
・北条時政は湘南の江の島神社
※この江の島神社は日本三大弁財天の内の一つで、こちらも妻と2人で、正月には子供達もつれて家族四人で、年に1回~2回は参拝している神社です。
・豊臣秀吉は日吉大社や竹生島神社
・そして究極は江戸幕府を開いた徳川家康、日本史上もっとも戦略的に神社を活用した人物です。
このような歴史上名を残した人物は皆さん、熱心に神社参拝をしていたわけですね。
さらに・・・
・元総理大臣の佐藤栄作は毎年1月4日には伊勢神宮参拝
・パナソニックの創業者で経営の神様とも言われる松下幸之助さんは、会社の主要な場所に自前の神社を作って社員の「祈りの場」としただけでなく、ご本人が神様のような存在になってしまいましたよね
歴史上の人物だけでなく、起業家や経営者や政治家の中でも神社の存在を大切にしてきた人は沢山いると言う事です。
これを知っただけでも、もう今日から神社参拝する理由はできてしまいましたよね。
神社に蓄積された集合意識
神社は人々の祈りの集合体。
それはいま生きている人の祈りだけでなく、その神社が建てられて以降、これまで祈り支えてきた人々の想いが積み重なっていて、この積み重なった祈りを集合意識といいます(本より抜粋)。
その神社を建てた人も、篤く信仰してきた多くの人達も、神社の神様の大いなる一部なので、その神様に祈りを捧げることこそ、集合意識に繋がることができるという事。
そのような意味で、先に挙げた神社も勿論のこと、名のある神社や地元神社に参拝することでその神社が蓄積してきた集合意識にアクセスできるので、恋愛運や成功運などが上がっていくのではないでしょうか。
うまくいっている人の集合意識にアクセスすることが成功への近道であり、私自身もそれを信じて、地元神社だけでなく、長年連れ添ってきた妻と一緒に、鎌倉周辺や都心の神社など足を運びやすい神社やお寺にはよく参拝に行くようにしています。
鎮守(地元氏神様)へのお参りを通して神脈を広げる
私個人の場合ですと、住まいは相模原市中央区相模原なので、家の近くにある氷川神社に週に1回~2回、主に土日に参拝するようにしています。
また、東京、浜松町駅・大門駅の近くに自分が勤める会社があるのですが、その会社に週に2回~3回ほど出社する前に、芝大神宮という神社と、会社のスグ近くにある小さな稲荷神社にお参りするようにしています。
なので、一週間に4回~5回は神社参拝している感じですかね。
また、芝大神宮の近くには徳川家とゆかりの深い600年の歴史を持つ増上寺もありますが、そこにもたまに、お参りして本堂で瞑想にふけったりすることもありますね。
パワースポットと言言われるように、霊験あらたかな空気が漂っているような気はします。
身体にある7つの神社とは?
八木龍平さんは本の中で、「実は人の身体にも小さな神社があり、それをチャクラといいます」、という事を仰っています。
ヨガをやられている方ならお馴染みの言葉だと思いますが、私もチャクラという言葉は聞いたことはあるものの、あまり真剣に考えたことはありませんでした。
が、この本を読み終えてから、毎朝行っている瞑想をする際にこの身体の中にある神社のことも意識してみようと思うようになりました
第1チャクラ:元気、タフ、生命力
男女ともにモテる人は第1チャクラがたいへんパワフルだそうです。
下半身の強化をすることで第1チャクラは活性化するとの事なので、マラソンやウォーキングや自転車がお勧めではないでしょうか。
個人的には土日にマラソンをしたり自転車に乗ることがあるので、ここで第1チャクラを意識して鍛えるようにしてみます。
第2チャクラ:本気、決断、勇気
第2チャクラが強力な人は願望を実現するスピードが非常に速い。
さぁ、今スグに鍛えましょう!!
第2チャクラをパワーアップするには腹式呼吸が良いとの事なので、私の場合には毎朝の瞑想。
瞑想中は深呼吸を繰り返しているので、それだけでも充分に効果ありとします。
第3チャクラ:自信、情緒の安定、分析的思考
引き寄せの法則で「良い気分になることがもっとも大切」と言われますが、それは第3チャクラがよくなることで、ポジティブ思考も同様との事(本より抜粋)。
※個人的にも、引き寄せの法則は最近になって2冊の本を読んで初めて理解しましたが、もっと早く読んでおけば良かったと後悔したことがあるほど良い内容でした。
その中で、「日頃から気分が良くなる方を選択する重要性」は書かれているので、ご興味ある方はぜひ引き寄せの法則に関する本も読んでみることをお勧めいたします。
ちなみに私が読んだ本は以下の2冊です。
「新訳引き寄せの法則」エスターヒックス、ジェリーヒックス著/本田健訳
「引き寄せの教科書」奥平亜美衣著
第4チャクラ:心を開く、他者を理解する、受け取る
第4チャクラは胸の中心であるハートチャクラと呼ばれる愛のチャクラです。
愛とは自己開示と他者理解。
心をオープンにして、他者を受け入れる態度が必要ということですね。
リュウ博士曰く、『神社仏閣で行う「合掌」が、ハートチャクラの活性化につながる』との事。
神社参拝は誰でもいつでもできる事なので、簡単にできそうですね。
第5チャクラ:自己表現、コミュニケーション、創造
仕事のできる有能な人物の多くは、この第5チャクラが発達。
第5チャクラが発達している人は「自力」で多くの事を成し遂げる力があり、人に頼らず、独力で物事を実現してしまうそうなので、この第5チャクラも強化したいですね。
リュウ博士曰く、第5チャクラを鍛えるには、とにかく表現すること。
書くこと、描くこと、プログラミング、ファッションなど、自己を表現するものなら何でもOK。
ブログやツイッターのようなSNSでも良いかもしれないですね。
神社でお勧めなのは芸術、芸能の神様で、江ノ島神社、厳島神社、竹生島神社、天河神社など、弁天様を祭るメジャーな神社がお勧めだそうです。
第6チャクラ:先見性、インスピレーション、ここぞというときの集中力
第6チャクラが活性化している人は先を見通す力があり、鋭い観察眼の持ち主で、人や物事の本質をスバリ見抜いてしまうのが特徴。
個人的には、直観力や集中力は瞑想でも鍛えられると思います。
リュウ博士のお勧めは山岳修行系の神社だそうです。
三峰神社・榛名神社・戸隠神社のような修行系、愛宕神社・秋葉神社など山の頂上にある神社が勧められています。
第7チャクラ:高次元の理性、霊的覚醒、無分別・無境界
第7チャクラが活性化すると、常識とは違った価値観や時間の流れで生きられるようになるそうです。
・これまでとは周波数が変わり、いままで引っかからなかった情報をキャッチできるようになる。
・自分自身と他の人やモノとの境界線が曖昧になり、無分別・無境界と呼ばれる感覚になる。
というのが特徴、悟りを開くと言われる世界なのでしょうか・・・
また、第7チャクラの活性化こそ、神社が得意とするところだそうです。
宗像大社、出雲大社、熊野大社などが勧められています。
チャクラの考え方を取り入れてみよう
このチャクラの章を読んでから、自分の中では普段から行っている神社参拝と毎朝の瞑想がなんとなく繋がったような感じがして、時間のある土日には自宅でヨガもやるようにしていますが、深呼吸と引き寄せと集合意識、直観力など、目では見えない何か強い力を得られるのでは無いかと思えるようになり、この本を読み終わってからなんだか自信が沸々と湧いてきつつ、清々しい気持ちになりました。
チャクラを意識した瞑想もやるようになりました
チャクラの事が気になってチャクラに関連した瞑想の動画がないかYouTubeで探してみたら以下の13分のチャクラ瞑想の動画を見つけることができたので、最近ではこのチャクラ瞑想も週に2~3回、やるようになりました。
地に足を着け、腰を落ち着け、的確な判断と、自分に自信を持って、直観を信じて、さらに次元上昇と、第1チャクラから第7チャクラまで巡る瞑想はとても気分が良くなると思いますので、しかも13分と短いので、是非一度試してみてはいかがでしょうか。
神社に行くだけでもマインドフルネスな気分になれる
マインドフルネスとは簡単に言うと、
『過去や未来を憂うことなく、いまこの瞬間に意識が集中できていて、余計なことを考えることのない心穏やかな状態。』
という事になりますが、ひとたび神社の境内に足を踏み入れると、ただそこに居るだけで心が落ち着きますので、それだけでも神社に参拝する効果はあるのではないでしょうか。
以下は、『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』の本の巻頭にある、
『天下を取った人は「この」神社に行っていた』
というリュウ博士お勧めの神社マップです。
いきなり全ての神社に参拝に行くことはできませんが、私自身も、何年もかけて少しづつ妻と2人で参拝に行ってみたいという目標ができました。
もちろん、以下のマップ以外にもお勧めの神社は日本には沢山ありますので、ぜひ自分のお気に入りの神社を見つけて参拝してみてはいかがでしょうか。