家事分担

我々夫婦も例に漏れず、収入を稼ぐために夫婦二人で仕事をする共働き夫婦なので、当然、家の仕事である家事も夫婦二人で分担するべきという考え方に立ち、そのために敢えて二人で時間を作って話し合っているわけではありませんが、お互い不満を言い合うことなく自然に家事分担はできています。

が、ツイッターで旦那様の愚痴をつぶやく奥様のツイートや、夫婦関係の情報サイトを見ていると、まだまだ家事分担が平等じゃない共働き夫婦も沢山いるんだなーと感じてしまいますし、そのために夫婦関係が悪くなってしまうというご夫婦もいると思うと残念になってしまいますね。

家事分担の不満(妻の言い分、夫の言い分)

共働き夫婦の家事分担 妻と夫それぞれの言い分とうまくいくための3つの法則 | Kajily (カジリー)」の記事の中では、夫婦の家事分担についての「妻のイライラ」「夫のイライラ」がそれぞれ以下のように挙げられていますが、奥様から旦那様への過剰な期待を減らす、あるいは言い方や・伝え方を変えるだけでも、旦那様の協力体制も随分と変わるんじゃないかと思える内容もありますし、当然、奥様の家事の大変さ(特に、絶対的にかかる時間があるなど)への旦那様からの理解も必要だなと思えることもありますので、私なりの考えを一言ずつ。

家事分担の偏り(妻が7割、8割、9割以上も家事を負担している)

子育て世代の暮らしの工夫を支えるWEBメディア【kufura】の実態調査では、80%以上の共働き家庭では「妻の家事分担が6割を超えている」との結果が出たそうです。

また、最も満足度が高かった家事の分担比率は、

「妻6:夫4」あるいは「妻5:夫5」だったそうです。

我々夫婦の分担割合は「妻6:夫4」ぐらいだと思いますが、妻は特に不満を言ってくることは無く、私からも妻からもお互いいつもありがとうという感謝の気持ちは伝えつつ家事分担をしているので、とりあえず不満は生じていないと思っています、多分。

「夫婦が笑顔になれる家事分担の「黄金比」って?共働き夫婦105組のリアルな比率を調査 | kufura(クフラ)小学館公式」

妻いわく、こだわりポイントのズレ(皿の洗い方がザツ、料理をしても皿を洗ってくれない、など夫がせっかく家事をしても妻から夫への不満が・・・)

皿の洗い方がザツと感じるようだったら、

「いつもお皿を洗ってくれて有難う、でもこれからは、もうちょっとスポンジを泡立ててお湯で丁寧にすすいでくれると有難いな~」

とか、

「料理をしてくれるだけでも有難い」という感謝の気持ちを持ってみるとか、

「美味しい料理を作ってくれて有難う、もし余裕があったら、料理に使ったフライパンを洗っておいてくれるともっと嬉しくなっちゃう💛」

みたいな・・・

ちなみに私が料理をする時は、料理をしながら隙間隙間でコメを洗った容器やまな板やフライパンを洗ってしまうので、男性でも意識してやればできると思います。

ただ、台所に溜まった食器を洗うのも私の毎朝の担当になっているので、料理をしながらフライパンとかを洗っておかないと翌日の自分の負担が増えるだけなので、結局はスグに洗ってしまった方が早いという理由もあるんですけど。

旦那に言わないとやってくれない(あれやって、これやって、とイチイチ言わないとやってくれない)

日本社会全体の風潮として、家事は女性がやるもの、という悪しき文化がまだ残っている家庭もあるので、そのような家庭で育った男性はかなり高い確率で自分から進んで家事をやるような事は無いと思います。

なので、そのような男性とは最初から結婚しない方が話しが早いのですが、もしそのような男性と結婚してしまった場合には、仕様が無いのでコツコツお願いベースで言い続けるしかないかもしれませんね。

ちなみに私が育った家庭も母親が100%家事をやる家庭だったので、家事をやってしまうのは女性に失礼という勘違いをしていましたが、妻と結婚して子育てや家事の大変さを見る内、また、一時期仕事を失って収入面で妻の世話になっていた時期もあり、自然に家事をやるようになっていました。

妻からイチイチ細かくダメ出しされる(良かれと思ってやったことも不満を言われてしまう)

せっかく掃除をしたのに「綺麗になってない」と文句を言われてしまう。

料理をしている最中にイチイチ味付けにケチをつけてくる。

洗濯をしようとしたら「勝手にやらないで!」と怒られた(これは私の経験です)

まだ子供達が小さい頃、土日には妻が起きてくるのが遅く、それに合わせて家族で出掛けるのも遅くなってしまう事がよくあったので、私なりに気を遣って洗濯をしようと思っての事でしたが、怒鳴られたことには私は我慢したものの、それ以来、洗濯だけはいっさい手を出していません。

でも、毎日の帰宅後に乾いた洗濯物をたたむのは私の仕事になっていますが・・・

旦那様いわく、こっちも疲れています(仕事が終わって帰ってきたばかりなのに・・・)

共働き夫婦であればお互い仕事をしているわけですから、「こっちも疲れています」は言うべきではないですね。

ただ、奥様から旦那様への頼み方の工夫はあってもいいかもしれません。

「ねー、そこの洗濯物たたんでおいて」

ではなく、

「帰ってきて早々悪いんだけど、私は夕飯の準備があるから、後で洗濯物だけたたんでおいてくれると助かるんだけど」

みたいな。

例えば、奥様がまとめたゴミを朝の出がけにゴミ捨て場に持っていく程度の事は当たり前です。その程度で家事をやっているというのは勘違い。

「ゴミを捨てる」とは、ゴミをまとめた袋をマンションや住宅地のゴミ置き場に持っていくことを言うのではなく、そもそもゴミをまとめるところからやる事を「ゴミ捨て」と言うのであって、ゴミをまとめた袋を朝に会社に行くついでに玄関からゴミ捨て場に持っていく程度の事は単なるゴミ捨ての手伝いをしているだけ、というのが正しい理解ではないでしょうか。

実際には、排水口のゴミ受けのネットに溜まったゴミと三角コーナーの生ごみをゴミ袋にポイとしたり、家族の部屋のそれぞれのゴミをまとめたり、燃えるゴミ、プラゴミ、缶と瓶に分けたり、段ボールをガムテープでまとめたり、ゴミ捨て一つとってもやる事は沢山ありますので、旦那様もここまでやる事ができれば、奥様に喜んでもらえるのではないでしょうか。

仮に、朝の出がけにまとめたゴミをただ持って行ってもらうだけの場合でも、可能であれば、夫婦でこんな会話が交わせたら最高なのでは?

妻「悪いんだけど玄関に置いといたゴミを捨てといてくれない?」

夫「うん、わかった。いつもゴミをまとめてくれてありがとう。チュッ(^ε^)」

みたいな・・・

家事分担で不満を感じているのであれば、主要な家事を表にして家事分担を決めてみてはいかがでしょうか。

ゼクシィさんの結婚情報サイト、カップルのホンネ通信|ゼクシィでは、夫婦の家事分担の比較アンケートが掲載されていますが、やっぱり女性に負担が偏っているのかなーと思われる現実も否めないので、あれこれ不満を言い合うよりも、家事をピックアップしてそれぞれの分担を決めてみるのも、一つの方法なのではないでしょうか。

ちなみに我々夫婦は特に話し合って決めている訳ではありませんが、主要な家事の分担は以下のとおりです。

家事分担程度で夫婦が不仲になってしまうのはもったいないので、夫婦円満、家庭円満のためにも、やっぱりまずは夫の歩み寄りが必要なのではないかと思います。

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